詳しく簡単解説 初級中国語文法 副詞「太,不太,不怎么」について

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詳しく簡単解説 初級中国語文法  副詞「太,不太,不怎么」について

副詞「太」は単独で形容詞を修飾するときは「〜すぎる」という意味で、好ましくない形容詞としか使えません。太贵(高すぎる)など
一方「太~了」は状態を感嘆するときに使われ、「大変、とても、極めて」という意味で、好ましくない形容詞も好ましい形容詞も感情動詞も使えます。太好了(とてもよかった)、太感动了(大変感動した)など

この「とても」という意味があることによって「很,非常」の使い方との区別がわかりにくくなってきます。例えば「彼は大変素晴らしい先生です」という日本語を中国語に訳す時に「他是好的老师」としてしまう可能性があります。

ここでは「太」の使い方を勉強してきたいと思います。

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「太」の用法

「とても」という意味で使う場合

「とても」の「太」の文型は「太+形容詞/感情動詞+了」で、必ず感嘆・憤慨するときにしか使えません。

ああ、ここはすごく綺麗だ!!
哎呀,这儿漂亮
あの人はとてもひどい

那个人可恶

感嘆でも憤慨でもない場合の「とても」は「很,非常」を使う必要があります。

昨日私はとても安いパソコンを買った
昨天我买了一个非常便宜的电脑

さらに很と太について詳しく違いを確認していきます。
太は感嘆文の時でないと使えないと説明しましたがこの感嘆文とはどんな文何か説明します

①一般的な事実や事実の説明は感嘆ではない
②他人が思ってる事や他人から聞いた事は感嘆ではない
③いつものこと、また実現してない事は感嘆ではない
④質問は感嘆ではない

①について
中国語の発音は大変難しい
→この日本語は一般的な事実を説明してるため太は使えない

②について
彼は日本食が大変美味しいと思ってる
→この日本語は他人が思っている事なので太が使えない

③について
大学に入ってから大変忙しい
→毎日のこと、いつものことなので太が使えない

④について
あなたは彼の家が大変大きいと知っていますか?
→質問文なので太が使えない

以上のことから「很と太の違い」は、実際に体験しても感動しなければ「很」を使い、感動した場合では「太~了」を使うことになります。

 

否定形について

この「太」は否定形でも使えます。文型は「太+不+形容詞/理解動詞+了」です。

この世界は不公平だ
这世界不公平

また「太」は一般動詞と一緒には使えません。例えば「太吃,太学习」とは言えません。しかし状態を表す理解動詞や感情動詞の否定形なら「太」の後ろに使うことができます。

あなたは全然彼女のことを理解していない
不了解他
あの人は全くことの重要さを知らない

那个人不识好歹

さらに「有意思」など「有」がつく形容詞の否定形「没」を修飾することもできます。つまり「太+没+名詞+了」の文型もあります。

あの映画はとてもつまらない
那个电影没意思

「太不+形容詞」「不太+形容詞」の違い

太不好「大変良くない」
不太好「あまり良くない」

という意味の違いがあります。
「不太+形容詞」の文型の最後に「了」を付けると、変化を表す状態助詞になり「あまり〜になった」という意味になります。

この国はあまり自由がない
这个国家不太自由
この国はあまり自由がなくなった
这个国家不太自由

比較文に「太」は使えない

太は很や非常と同じく絶対程度副詞(他者と比較しない程度副詞)なので比較文には使えません。比較文で「とても」を表現したい場合は「得多、多了」を使いましょう

太と极了は一緒に使えない

程度補語の「形容詞+极了」も「とても、極めて」という程度の高さを表現します。「太」の意味に似ていますが両方を同時に使うことはできませんので気をつけてください。

今回の試験は大変難しい
×这次考试太难极了
○这次考试
○这次考试难极了

「不太」の用法

形容詞だけ修飾できる

「不太」は動詞は修飾できず、形容詞しか修飾できません。例えば「あまり食べない」という日本語を中国語に訳す場合「不太吃」とは言えません。

「あまり〜しない」という動詞を修飾する文には「不常,不怎么」を使用します。「あまり食べない」は「不常吃」と表現します。

「不常,不怎么」は時間的に「しょっちゅう〜しない」「たまに〜する」ことを表します。

私はあまりここに遊びに来ない
不常来这儿玩儿
彼はあまりネットをしない
不怎么上网

不常と不怎么の違い

「不常」
頻度が「いつもではない」「しょっちゅうではない」ことを表す。
好ましくない言葉に使える

「不怎么」
頻度も含めて、その他にも動作の度合いの深さや数量において、話者が期待する基準に達していないことを表します。
好ましくない言葉には使えません。

形容詞と感動動詞、理解動詞を修飾することができる。

感情動詞と助動詞の「あまり〜ない」は「不太,不怎么」も使える

一般の動詞には不太は使えませんが、感情動詞と助動詞なら「不太,不怎么」が使えます。

私は辛いものがあまり好きではない
不太(不怎么)喜欢吃辣的东西
私はあまり日本料理を作れない
不太(不怎么)会做日本菜

「有+名詞」の形容詞は「不太,不怎么」が使える

中国語には「大,小,贵」のような普通の形容詞以外に「有+名詞」の形容詞があります。例えば「有意思,有礼貌」などです。このような形容詞は「不太,不怎么」も使えます、

この映画はあまり面白くない
这个电影不太(不怎么)有意思

「没(有)什么+名詞」

形容詞ではなく「動詞+目的語」構造の「有+名詞」、例えば「有人,有时间,有工作」などは「不太,不怎么」も使えません。

あそこには人があまりいない
×那儿不太(不怎么)有人

また「有+名詞+動詞+目的語」の連動文も「不太,不怎么」が使えません。

私は中国語を勉強する時間があまりない
×我不太(不怎么)有时间学习汉语

これらの表現の仕方は「没(有)什么+名詞」です。

○那儿没有什么
○我没有什么时间学习汉语

 

以上となります

ではでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

大学卒業後、社会人として約11年勤めてきたが30代半ばにして中国への留学を決意。30代からの中国語学習の過程やその時初めたブログ運営についてわかりやすくご紹介していきたいと思います!!