<中国語発音>
超簡単!!あいまい母音「e」の発音のコツ
あいまい母音ってなに?
中国語の発音を勉強始めて日本人が最初に「何この音??」と感じるのがこのあいまい母音「e」です。
この音に関しては音の正体がなんなのかを理解できれば誰でも簡単に発音できる音ですので皆さんも練習しましょう!!
まずあいまい母音とはどうゆう音なのでしょうか。
この音は中国語にもそして英語にも存在しています。日本語には存在していません。なぜでしょう?
日本語というのは非常に省エネな言語です。口や舌ってあまり動かさなくても発音できます。
中国語や英語は非常に口や舌を動かし、そして空気の量や強さをコントロールして発音される言語です。とても疲れる言語なんです。
ただ人間って楽して行きたい生き物ですよね。笑
言葉も同じように楽して話したいという考えからこのあいまい母音という音が存在しています。この音は音の原点とも言われる音でニュートラルな音です。口や舌などどこにも力が加わりません。
口を少し開けて喉の奥から音を出す、これだけです。
舌も使わなければ、口も少し開けるだけで動かしません。
ただ「この喉の奥から音を出す」という発音方法は日本語にはないため最初は戸惑うと思います。
練習しコツがわかれば必ず発音できますので頑張りましょう
発音の仕方
では発音の仕方についてです。まず口の形は少し口を開けるだけです。そして喉の奥から音を出す際は、イメージとして「ウ」か「オ」の発音の仕方ですが、決して日本語の「ウ」や「オ」と同じになってはいけません。
口の形はこのような感じです
ただ少し口が開いているだけです。
リラックスしポカーンと口をかけている感じです。
もし口の形を
このように丸くしたりすると日本語の「オ」などに聞こえてしまいます。
日本語にはこのあいまい母音の音が存在しないので、日本人が発音しようとするとどうしても日本人が音と認識できる音で発音してしまいます。
例えば、哥哥(gege)の場合ガァーガァと発音したり、我们(women)の場合ゥオメェンと発音してしまいます。
日本語のアやエの音にはなってはいけません。
もしあいまい母音の発音に悩まれている方がいれば、この音は日本語には存在しないということを理解する必要があります。
日本語には存在しない音なので、最初はこの音が合っているかどうかわかりません。でもそれでいいんです。日本語には存在しないので合ってるかどうかなんて最初はわかりません笑
でもその音があいまい母音なのです。
では音を聞いてください。
こちらがあいまい母音「e」の音です
こちらは四声つきで発音した音声です。
では次に中国人の方に発音してもらいましたのでお聴きください。
どのような音に聞こえますか?
ア?ウ?エ?オ?
なんだかよくわからない音ですよね笑
でもこれが中国語ではあいまい母音「e」の音として認識されています。
ちなみにこのあいまい母音は中国人が発声しても様々な発音の仕方があり、聞こえてくる音も様々です。
ただ共通して言えるのが、喉の奥から声を出しているかどうかです。
これをしっかり意識できるかどうかが重要なポイントです。
中国語では頻繁に出てくる発音なので必ずマスターしましょう!!
ではでは!!
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