詳しく解説 中国語文法 動詞と介詞と結果補語の「到」について

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詳しく解説 中国語文法 動詞と介詞と結果補語の「到」の用法

今回はよく中国語で目にする「到」の使い方について説明していきます。

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動詞の「到」

到着する

飛行機はいつ到着しますか?
飞机什么时候

全員きましたか?
所有的人都了没有?

日本に到着しました
了日本

時間・時期になる

時間になった
时间

5時にならないと行ってはいけない
不到五点你不能走

4年足らずの時間
不到四年的时间

20歳になっていない
不到20岁

介詞の「到」

彼は日本に留学したがっている
他想日本留学

明日私は彼に家に行きます
明天我他家

この介詞の「到」は必ず場所詞と介詞構造を作って、その後で「来か去」と呼応します。

結果補語の「到」

結果補語の「到」は5つの使い方があります。なれるまで時間がかかりますのでしっかりマスターしていきましょう。

目的地に到達する

動詞の後に到をつけて動作主がある場所に到着することを表します。到の後には必ず場所詞がきます。

彼は東京に引っ越した
搬到东京去了
走って空港についた

跑到机场
川に落ちた

掉到河里去了

目的を達成する

その動作によって目的を達成するという意味になり、到のあとは必ずその目的に関わる名詞がきます。

あの本を買った
买到那本书了
仕事みつかった?
找到工作了没有?

ある時間まで〜をした

その動作が「いつまでおこなわれた」ことを示します。到の後には必ず時間詞か時間を表す語句がきます。

毎日5時まで仕事をする
每天工作到五点

昨日12時まで勉強した
昨天学习到12点

会議はいつまで続きますか?
这个会要开到什么时候啊?

どれくらい遅くまで仕事できますか?
你可以工作到多晚?

もし動詞に関わる目的語がある場合は動詞を繰り返して必ず動詞の後ろに到がくるようにしましょう

12時までお酒を飲む
喝酒喝到12点
→×喝酒到12点

ある範囲まで〜した

その動作が「ある範囲まで行われた」ことを示します。到の後には範囲を表す名詞や語句などを置きます。

何課まで勉強しましたか?
上到第几课了?
あの本を半分まで読んだ
呢本书我已经看到一半了

ある程度に達する

その動作が「ある程度に達する」ことを示します。到の後には程度を表す語句を置きます。

この料理はエビが赤くなるまで炒めればいい
这个菜炒到虾红了就行了
あなたの中国語のレベルはどの程度ですか?
你的汉语学到什么程度?

この「到」は程度を表す形容詞の後にもついて、その程度に達することを示すこともできます。

彼はなぜあんなに痩せたのか
他怎么瘦到那个样子?

以上となります。到は様々な場面で使用されますので使い方をしっかりマスターしてきましょう。

ではでは!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大学卒業後、社会人として約11年勤めてきたが30代半ばにして中国への留学を決意。30代からの中国語学習の過程やその時初めたブログ運営についてわかりやすくご紹介していきたいと思います!!