【中国語表現】否定+肯定の複文 他不在东京,在京都工作はどこが間違い?

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【中国語表現】否定+肯定の複文 他不在东京,在京都工作はどこが間違い?

彼は東京ではなく、京都で仕事をしています
他不在东京,在京都工作

上記の文はどこが間違いなのでしょうか?このような中国語の複文にはルールがありますのでそれらを確認していきましょう。

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前半で否定して後半で正しいことを説明する時

中国語の初級文法で「彼は中国人ではなく日本時です/他不是中国人,是日本人」という文は勉強したかと思います。これらの複文にはルールがあります。それは前半と後半で同じ動詞を使わなければならないということです。

私はこれではなく、あれを食べたい
不是这个,想吃那个

この文だと前半の動詞は「是」で後半の動詞は「想吃」ですよね。同じ動詞にしなければいけませんが「我不是这个,是那个」だと意味が変わってきてしまいます。

日本語の正確な文章は「私はこれを食べたいのではなく、あれを食べたい」になるので中国語でも「我不想吃这个,想吃那个」にしなければいません。

後半に介詞があれば後半でも介詞をつかう

彼は今中国ではなく、日本を旅行している
他现在不是中国,是日本旅行

上記の文も、日本語と中国語は同じような構造になっていますが、これだと中国語は間違いになります。
日本語ではいちいち「彼は今中国お旅行しているのではなく、日本を旅行している」という必要はありませんが、中国語ではくどく感じますが上記のように動詞を繰り返していう必要があります。それにともなって介詞がある場合は介詞も繰り返す必要があります。

正解は「他现在不在中国旅行日本旅行」となります。

過去に行われた動作についての否定と肯定

彼は昨日ではなく、おととい来ました
他不是昨天,是前天到的
彼は大阪ではなく、東京から来た

他不是大阪,是东京来的

過去の動作についても、前半後半同じ動詞を使う必要があり、介詞があれば介詞も繰り返す必要があります。

さらに、過去の動作の時間・場所・方法についての説明なので「是~的構文」が前半でも後半でも適用させなければいけません。

他不是昨天到的,是前天到的
他不是大阪来的,是东京来的

このように動詞・介詞・的を繰り返しましょう。

動作の時間の否定

私は8時ではなく、9時に出発です
我不是八点,是九点出发
彼は去年ではなく、一昨年卒業した
他不是去年,是前年毕业的

こちらの複文でも必ず動詞・介詞・的を繰り返す必要があります。

我不是八点出发,是九点出发
他不是去年毕业的,是前年毕业的

以上となります。日本語では前半の文では動詞を必要としませんが、中国語では前半も後半も動詞が必要になります。

中国語において動詞はとても大切な要素ですので話す際は動詞を省かないように気をつけましょう。

ではでは!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大学卒業後、社会人として約11年勤めてきたが30代半ばにして中国への留学を決意。30代からの中国語学習の過程やその時初めたブログ運営についてわかりやすくご紹介していきたいと思います!!