詳しく簡単解説 初級中国語文法 常,老,总の違い
「いつも」という意味で「常,老,总」という中国語がありますが、これらの違いは何でしょうか。確認してきましょう。
Contents
常について
アドバイスをする時
一般の人々や相手に何かしてほしいとアドバイスをする時は「常」を使います。「老,总」は使えません。
かぼちゃをよく食べれば血糖値を下げられる
常吃南瓜,能降低血糖
日常すること
朝ごはんや仕事など日常よくすることも「常」をよく使います。「老,总」は使えません。この「日常よくすること」はいいことだけに「常」を使います。あまりよくないこと(例えば悪い習慣や病気や怪我)には「常」が使えず「总,老」を使います。
彼は朝ごはんはいつもおかゆを食べる
他早饭常吃粥
彼はいつもタバコを吸いたがる
他总爱抽烟
彼は授業中よく眠る
他上课总睡觉
しかしながら、あまりよくないことだけど、許される範囲で怒らない時には「常」が使われることがあります。
彼はあれこれよく忘れるね
他常忘这忘那的
それでもやはり「总か老」を使った方がいいです。
否定文には使えない
いつもある動作をしないこと、つまり否定の場合には「常」は使えません。「总,老」を使います。
彼はいつも朝ごはんを食べない
他老不吃早饭
老について
いつもよくないことをする場合
相手がいつもよくないことをして、話者がかなり不満に思っている時に「老」を使います。
彼はなぜいつも人を批判するの?
他干吗老批评人呢?
いつもしてないことを批判する時
相手に、してほしいがいつもしていないことを批判する時も「老」を使います。
どうしていつも手を洗わないで食事をするの?
你怎么老不洗手就吃饭吗?
总について
「总」は「常」と「老」の間に位置する時間副詞で、いいことにも悪いことに使えます。「常」が使われてる所には「总」に置き換えることが可能で、「老」が使われてる所にも「总」を置くことができます。
总と常の違いは、总は常より賞賛の気持ちが含まれます。
总と老の違いは、总は老ほど批判的ではなく、むしろ同情的な気持ちが含まれます。
以上となります。
ではでは!
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