詳しく解説 中国語基礎文法 反語文について

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詳しく解説 中国語基礎文法 反語文について

反語文とは否定の形で強い肯定を、肯定の形で強い否定をというふうに、言いたい内容を反対の形で表す強調表現です。形式上は疑問文ですが、疑問ではなく相手に答えを求めません。
これは効果的な話し方のための手段で、生き生きとした会話で頻繁に使われます。

不是~吗?「〜ではないか」

私達はもう約束したじゃないか
我们不是已经约好了

难道~吗?「まさか〜であるまい」

彼はまさか私の意見に不賛成ではあるまい
难道不赞成我的意见

哪儿〜啊?「〜のはずがない」

私のどこに暇などあるものか
(私に暇などあるはずがない)
哪儿有工夫

彼が来ないなんてあるはずがない
(必ず来る)
哪儿能不来

このことを彼が知るはずがない
这件事他哪儿知道?

什么?「なにが〜なものか」「なにを〜するのか」

何を泣いたりして
(泣くことはないよ)
什么

何を走ったりして、時間はまだ早いよ
什么?时间还早呢

何が綺麗なものか、ちっとも綺麗じゃない
漂亮什么?一点儿也不好看

有什么?「なにが〜なものか

この絵の何が美しいものかね
(美しくない)
这张画儿有什么好看?

还を用いる反語文

こんないい条件で君はまだ不満なのか
这么好的条件,你不满意

谁〜を用いる反語文

このことは誰が知るものか
(誰も知らない)
这件事会知道呢?

このことは誰が知らないものか
(誰でも知っているはずだ)
这件事不知道呢?

怎么会/能〜を用いる反語文

このことはどうして彼が知るものか
(彼は知るはずがない)
这件事他怎么会知道呢?

このことはどうして彼が知らないものか
(彼は知っているはずだ)
这件事他怎么不知道呢?

日本語ではほとんど反語表現は使わないため直訳すると日本語が不自然になってしまいます。
けれど中国語ではよく使われる表現ですので勉強しておく必要があります。

ではでは!!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

大学卒業後、社会人として約11年勤めてきたが30代半ばにして中国への留学を決意。30代からの中国語学習の過程やその時初めたブログ運営についてわかりやすくご紹介していきたいと思います!!