詳しく簡単解説 中級中国語文法 自動詞と他動詞について

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詳しく簡単解説 中級中国語文法 自動詞と他動詞について

中国語には自動詞・他動詞の区別があるのでしょうか。

自動詞と他動詞の区別について

英語の場合だと辞書を引くと自動詞か他動詞か明記されていますが中国語の辞書ではあまり見かけません。基本的には英語と同じように、目的語を伴うことができる動詞を他動詞、目的語を伴うことができない動詞を自動詞と呼びます。

では自動詞で表される出来事、他動詞で表される出来事とはどのような出来事なのでしょうか。

自動詞は、咳をする(咳嗽),休憩する(休息),失敗する(失败)など、他に働きかける相手は存在せず、動作の行ない手(動作主)が自分だけでする動作、自己完結している動作のことです。

他動詞は、動作主以外に動作が働きかけられる(被動者)がいて、その相手に対して働きかけがなされる出来事のことです。例えば、我打你(私はあなたを殴る)などです。

他動詞の場合は、この動作主と被動者が入れ替わってしまうと意味が大きく違ってきます。我打你を你打我というと、(あなたは私を殴った)という意味になってしまいます。語順が非常に重要となります。
しかしながら、自動詞の場合、我休息を休息我といっても中国語の文としては成立はしませんが意味が違うということはありません。極端にいうと、動作主が動詞の前に置かれようが後に置かれようが、語順はそれほど重要な情報ではなくなります。

クラスに新しい学生が来た
班里一个新同学

「一个新同学」は「来」の動作主ですが、「来」の後ろに置かれています。
動作主が動詞の後ろに置かれる文型では、参与者が動作主1人だけであるということがその語順を生む素地となっています。

自動詞が目的語を伴う場合はある?

自動詞と他動詞の区別は上記に述べた通りで、目的語がある場合は他動詞と扱われます。
では我去上海(私は上海に行く)の「去」はいかがでしょうか。上海が目的語なので他動詞にように思えるかもしれませんがこれは自動詞扱いになります。

この文章の参与者は1つだけで、動詞の後に置かれているのは出来事に関わる場所に過ぎません。この目的語を一般的には仮目的語とされています

ではこちらの文はいかがでしょうか

①他放了一只鸽子
②他飞了一只鸽子

①の「放」が他動詞となり、②の「飞」が自動詞となります。
①は自らの意思で鳩を放ったことになり、動作主「他」と被動者「一只鸽子」が存在しています。
②は「一只鸽子」が唯一の参与者であり、鳩が飛んで逃げるという出来事が彼の元で起きたと言っているだけです。鳩が飛んで逃げるというのは参与者は一つしかいない自動詞的事態となります。

中国語の自動詞と他動詞の区別については初級の場合はあまり気にする必要はありませんが中級ぐらいになってくると各文法で必要になってきます。
例えば、
「自動詞には很多が使えない」 説明はこちら
「把構文の動詞は他動詞のみ」 説明はこちら

「受身文の動詞は他動詞のみ」 説明はこちら

などです。

すぐには理解できませので少しずつ勉強してきましょう
ではでは!

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ABOUTこの記事をかいた人

大学卒業後、社会人として約11年勤めてきたが30代半ばにして中国への留学を決意。30代からの中国語学習の過程やその時初めたブログ運営についてわかりやすくご紹介していきたいと思います!!